明後日3月20日(祝)に、田中まゆ先生にお越し頂き、
「我が子への性教育&ジェンダー教育のワンツースリー。性教育のおススメは3才から」
講演会を開催頂きます。
既に20名に及ぶお申込みを頂きまして、やはりこのテーマへのご関心は皆さま同じくして頂いているのだなと実感します。
少し遠回りな話になりますが、
僕のモンテッソーリとの出会いは長男が2歳頃の時でした。
子育てに悩んで困っていた、とかでは無いのですが、子育てをしながら、
「そういえば、これが子育ての仕方だよ」って誰かにしっかり教わったり学んだりしてないなとふと思いました。
これがテニスなら、水泳なら、ゴルフなら、まずは型を学ぶ。
型通りするかどうかは別にして、スタンダードのおススメの型があってそれを学ぶわけです。
でも子育てって、ま・できるかな、という思いだけでやっていて、
でも子育てってとても大切な人生のお仕事なわけで、
それを型をおさえない我流で良いのかなと。
それで本屋さん行って、「教科書」を探すわけですが、
平積みにあるのは「0歳からの天才の育て方」といったものが中心で、ちょっとピンと来ない。
で、ふらふら立ち読みしていたら、モンテッソーリの本を目にします。
当時は藤井そうた君も出て来てませんので、モンテッソーリなんて、おっきな書店でも隅っこに何冊かあるだけで見過ごしてしまいそうな存在でしたが、なんか聞いたことある気がすると手に取ったのが、日本でのモンテの功績者である相良敦子先生の「モンテッソーリ教育を受けた子どもたち 幼児の経験と脳」でした。
立ち読みして衝撃を受けます。
「本当にこうなら理想的だけれど、さすがに言い過ぎではないの?」
というのが正直な最初の感想だったのですが、とてもとても気になる。
自分が求める子育ての型の理想がここにある。
半信半疑でモンテ教室を探して、豊中で最近オープンした竹内先生の教室があり、そこに毎週土曜日1時間かけてベビーカーを押しながら通ったのが出会いです。
以後、親子ともども、モンテッソーリに完全に魅了されています(笑)。
※モンテッソーリへの思いは他のブログでも書いてますのでここでは長くなりますし割愛しますね。
で、子どもが大きくなって、今度はジェンダー教育や性教育です。
これも学校などできちんと習ってない(気がする)。
学校の性教育に期待していいのか不安もある。
そもそも、日本の性教育は、避妊や性病防止の話が中心のような印象。
それは何か違うんじゃないかと。
そんなこんな思っていた時に、たまたまご縁で、田中まゆ先生とゆっくりお話しすることがあったのが2年くらい前だと思います。
「田中さん、僕は日本の性教育はなんかおかしいと思ってるんです。避妊とか性病の話とかそんなのばっかりでなんかネガティブで。だから性の話はタブー視されたりしていく。そういうこともあって大人のセックスレス(夫婦の50%)にも繋がっているように思う。
でも前に聞いたことあるんですが、欧米?では、性教育でまず最初に伝えるのは「Love」だと。相手への愛情表現の延長の行為として、肉体的な接触がある。だから相手も自分も大切にしなければいけない。そういう文脈での学びがあるのだと聞きました。
日本もこうあってほしいんです」
そんなことを突然切り出したら、「そうなんですそうなんです」と、国際スタンダードも踏まえて世界の性教育の潮流のお話を教えて下さり、またご自身としても助産師さんとしてご活躍されながら、しっかりとした性教育を社会に広めていきたいと本も出版され講演活動もされていて、是非一度うちでも講演会お願いします!と、そんな盛り上がりがあってから、早や2年(汗)。 先生遅くなりすみません。
会員の方などによく講演会やイベントのご希望をお聞きするのですが、性教育のご希望が先日ありまして、あ!田中先生だ!と思い出しまして、この度のお願いになりました。
(と書くと2年間先生とコミュニケーションがなかったように誤解を与えますが、その間、何度かお話をしたり、先生の高校での授業を拝見したりなど、定期的に情報交換をさせて頂いておりました)
幸か不幸か2年の月日が経ちまして、我が家では性教育に加え、ジェンダー教育の在り方、も気になってまいりまして今回のテーマに入れて頂いてます。
ピンクの柄の自転車が欲しいと息子に言われた時に、やんわり、他の色も見てみようか、と誘導してしまったのだけれど、それはやっぱり良くなかったのか。
将来、彼氏を息子が連れてきたら、どういうリアクションが親として理想なのか。受け入れるつもりはしっかりあるのですが、心の準備なく変なリアクションをとってしまって親子関係がダメになってしまいたくない。(そうなった友人を何人か知ってまして)
そんなことについても、国際スタンダード含めて20日の講演会ではお話頂く予定ですので、我が家としても楽しみでなりません。
『なんでもその専門の先生に教えて頂く』
はグローリッジのポリシーですが、
子育ての不安をお聞きするのもテーマごとに専門の先生をお招きしてお話を伺いましょう
ということで、この度田中先生にお越し頂きます。
まだ多少お申込みのお受入れは可能ですので、ご希望でしたら公式LINE等からご連絡ください。
これからもグローリッジキッズスクールにどうかご期待ください♪
代表 橋本